家族信託®について
家族信託®とは
家族信託®とは、「成年後見制度」の財産保護とは違い、財産の所有者が信頼できる家族などに、財産管理やアパート経営などの事業を託すことのできる仕組みを言います。この仕組みを利用することによって、万が一親が認知症になった場合でも、託された子どもは財産や事業管理、処分権限を行えるようになるため双方にとって安心できる仕組みとなっています。
＜ 家族信託®の仕組み ＞
- A.委託者・・・財産を持っている人（親）
- B.受託者・・・信頼できる人（子、親族など）
- C.受益者・・・受託者が出した利益を受け取る人（親）
A、B間で財産・事業の管理や処分権限を行えるよう「信託契約」を結びさらに、Bの管理によってもたらされた利益などをCが受け取ることができ、さらに、AからBに対して、財産管理を契約通りに行っているかを見守る「信託管理者」を立てることも可能な仕組みになっています。
