遺産分割トラブルの3大原因
< 遺産分割でトラブルになる3大原因は >
① 隠す
遺産をオープンに公表せず、他の相続人が「まだあるんじゃないか」「独り占めしようとしているんじゃないか」「使い込みがあるんじゃないか」と疑心暗鬼になってしまうケースです。
② 蒸し返す
「おまえは若い頃仕送りを多くもらったじゃないか」「あなたは都会へ行ったきり両親の面倒を見なかったじゃないの」等々…。長年の積もる思い、特に不満が出やすくなるのも遺産分割の特徴です。確かに過去を清算するいい機会ではありますが、揉めては元も子もありません。
③ 独断専行する
誰か一人が分割案を作って「はい、これに判を押して」というやり方です。このような「上から」のやり方によって反発を抱く方は多いです。
揉めないためには「互譲の精神」しかありません。
「共感力」とか「他者への配慮」とか社会生活を円滑に行うためのキーワードは遺産分割にもそのまま当てはまります。具体的にはトラブル3大原因の逆をすることになります。
「遺産を管理しうる人は正直に全部を公開し、それぞれの事情を各々がくみ取って、みんなが納得する案をみんなで考える」
遺産分割で揉めそう、すでに揉めていて
どうしたらよいか相談したい方はこちらまで。